第23番札所 医王山薬王寺 (いおうざん やくおうじ)
12月4日
現代的な感じのする瀟洒な仁王門です。
薬王寺への道すがらには、民宿や土産物屋、温泉や宿坊があって賑やかです。
ここは駐車場ですが、温泉もあります。
古い町並みに小洒落た演出です。
ウミガメの産卵で有名な日和佐海岸が近くにあって、明るい感じのする街並みです。
お寺は国道に面しているのですが、小高い所にあるために明るく開けていて、この地を守っているような印象を受けました。
その瀟洒な山門をくぐると、なんと直ぐに
階段で
おーーーーー!
この長さ!
しかも急です。
最初の階段であるここは、33段の女厄坂・次は42段の男厄坂・そして本堂から「瑜祇塔」までの61段の還暦の厄坂へと続きます。
私が上がった時、一円玉は置いてなかったのですが、厄年の人が厄落としのために一円玉をお賽銭として置くのだそうです。
その石段の下には『薬師本願経』の経文が書かれた小石が埋め込まれています。
階段を登り切った所に
本堂があります。
その本堂のお話をしますね。
文治四年(1188)、火災でお寺の殆どを消失します。
この時本尊の薬師如来は、光を放ちながら玉厨子山のある西の方飛んで行きました。
その後後醍醐天皇が厄除け祈願時として再建し、新しい薬師如来像を開眼供養すると、飛んで行ったご本尊が再び光を放って戻り、後ろ向きに厨子に入られたと伝えられています。
以来、「後ろ向き薬師」として、本堂の裏からお参りすることが出来ます。
その本堂で、灯明・線香・納め札・お賽銭を納め、お経を上げます。
ご本尊真言は【薬師如来】 おん ころころ せんだり まとうぎ そわか (三回唱えます)
私たちも本堂の後ろへ回り、「後ろ向き薬師」に参拝しました。
その後大師堂に行き、ご本尊真言は唱えないで、あとは同じように参拝します。
そして納経所に行き、御朱印とお御影を頂きます。
参拝の完了です。
納経所を後にした時間は、もう夕暮れ時でした。
その時に見た境内からの日和佐の眺めです。
素晴らしいでしょう~
何だか心洗われる気がしました。。
そして、夫が一目惚れした
多宝塔を今一度撮ります。
山門を出て、夫が、「あ、しまった!」と・・
もう一度山門をくぐって、大好きな司馬遼太郎さんの『空海の風景』に登場した石碑を撮りに行きました。
そして12月4日の巡礼を終わりました。
現代的な感じのする瀟洒な仁王門です。
薬王寺への道すがらには、民宿や土産物屋、温泉や宿坊があって賑やかです。
ここは駐車場ですが、温泉もあります。
古い町並みに小洒落た演出です。
ウミガメの産卵で有名な日和佐海岸が近くにあって、明るい感じのする街並みです。
お寺は国道に面しているのですが、小高い所にあるために明るく開けていて、この地を守っているような印象を受けました。
その瀟洒な山門をくぐると、なんと直ぐに
階段で
おーーーーー!
この長さ!
しかも急です。
最初の階段であるここは、33段の女厄坂・次は42段の男厄坂・そして本堂から「瑜祇塔」までの61段の還暦の厄坂へと続きます。
私が上がった時、一円玉は置いてなかったのですが、厄年の人が厄落としのために一円玉をお賽銭として置くのだそうです。
その石段の下には『薬師本願経』の経文が書かれた小石が埋め込まれています。
階段を登り切った所に
本堂があります。
その本堂のお話をしますね。
文治四年(1188)、火災でお寺の殆どを消失します。
この時本尊の薬師如来は、光を放ちながら玉厨子山のある西の方飛んで行きました。
その後後醍醐天皇が厄除け祈願時として再建し、新しい薬師如来像を開眼供養すると、飛んで行ったご本尊が再び光を放って戻り、後ろ向きに厨子に入られたと伝えられています。
以来、「後ろ向き薬師」として、本堂の裏からお参りすることが出来ます。
その本堂で、灯明・線香・納め札・お賽銭を納め、お経を上げます。
ご本尊真言は【薬師如来】 おん ころころ せんだり まとうぎ そわか (三回唱えます)
私たちも本堂の後ろへ回り、「後ろ向き薬師」に参拝しました。
その後大師堂に行き、ご本尊真言は唱えないで、あとは同じように参拝します。
そして納経所に行き、御朱印とお御影を頂きます。
参拝の完了です。
納経所を後にした時間は、もう夕暮れ時でした。
その時に見た境内からの日和佐の眺めです。
素晴らしいでしょう~
何だか心洗われる気がしました。。
そして、夫が一目惚れした
多宝塔を今一度撮ります。
山門を出て、夫が、「あ、しまった!」と・・
もう一度山門をくぐって、大好きな司馬遼太郎さんの『空海の風景』に登場した石碑を撮りに行きました。
そして12月4日の巡礼を終わりました。
今日は、これまでの巡礼で頂いた食べ物のお話をしますね。
先ずは、霊山寺近くの鳴門うどんのセルフのお店のことです。
細麺のおうどんで、今でも記憶に残るお味です。
次にあげるのは、まだ書いていませんが、「別格4番札所鯖大師本坊」近くの『さばせ大福』の大福餅です。
朝も早くから翁が売って下さるその大福は、白と赤の大福で、白はニッキの香りがしてあんこが程よい甘さで程よい量です。
赤はこれ又あんこが美味しくて、一個ならず2個でもサラッと頂けます。
そして次は、常楽寺のあとに行った吉野川沿いの「焼き肉屋さん」です。
小さな店構えの暖簾をくぐる時、少し勇気が要って・・引き戸をガラッと開けました。
ガランとした店内でしたが、色紙が所狭しと貼ってあり、元気の良い店員さんと店主の方がニコニコと迎えて下さいました。
メニューは庶民的なお値段の品々が並んで、あれもこれもと注文しました。
その全てが美味しくて、夫はノンアルコール私は日本酒、大盛りのご飯と・・よくいただきました。
最後にご紹介するのは、この日に泊まった「道の駅 日和佐」の近くの食堂です。
夫はこれまでの車中泊では、食後に運転をするので飲めませんでした。
が、ここで初めて車を置いて飲めます。
ウロウロ探して見付けた食堂、やはり少しの勇気が要りました(笑)
しかし、注文したもの全てが美味しくて、お安くて、貸し切り状態で、親戚のうちに来たようにリラックスできました。
昔見た山本陽子さん扮する息子を亡くした母親がおむすびを頬張る姿とは、全く違う私ですが、食いしん坊の私を知っている息子は笑って見ていることでしょう。
次男も、宿坊の晩ご飯を楽しみに歩いたと言っていました。
道の駅日和佐から見たライトアップされた「薬王寺の多宝塔」です。
12月5日の巡礼に向けて、私たちはゆっくり休みました。
先ずは、霊山寺近くの鳴門うどんのセルフのお店のことです。
細麺のおうどんで、今でも記憶に残るお味です。
次にあげるのは、まだ書いていませんが、「別格4番札所鯖大師本坊」近くの『さばせ大福』の大福餅です。
朝も早くから翁が売って下さるその大福は、白と赤の大福で、白はニッキの香りがしてあんこが程よい甘さで程よい量です。
赤はこれ又あんこが美味しくて、一個ならず2個でもサラッと頂けます。
そして次は、常楽寺のあとに行った吉野川沿いの「焼き肉屋さん」です。
小さな店構えの暖簾をくぐる時、少し勇気が要って・・引き戸をガラッと開けました。
ガランとした店内でしたが、色紙が所狭しと貼ってあり、元気の良い店員さんと店主の方がニコニコと迎えて下さいました。
メニューは庶民的なお値段の品々が並んで、あれもこれもと注文しました。
その全てが美味しくて、夫はノンアルコール私は日本酒、大盛りのご飯と・・よくいただきました。
最後にご紹介するのは、この日に泊まった「道の駅 日和佐」の近くの食堂です。
夫はこれまでの車中泊では、食後に運転をするので飲めませんでした。
が、ここで初めて車を置いて飲めます。
ウロウロ探して見付けた食堂、やはり少しの勇気が要りました(笑)
しかし、注文したもの全てが美味しくて、お安くて、貸し切り状態で、親戚のうちに来たようにリラックスできました。
昔見た山本陽子さん扮する息子を亡くした母親がおむすびを頬張る姿とは、全く違う私ですが、食いしん坊の私を知っている息子は笑って見ていることでしょう。
次男も、宿坊の晩ご飯を楽しみに歩いたと言っていました。
道の駅日和佐から見たライトアップされた「薬王寺の多宝塔」です。
12月5日の巡礼に向けて、私たちはゆっくり休みました。
comment
おはようさんです^;^
今日もお日さまが温かい光を放っていますよ日和佐…こんな所なんですね
海が見える…
5年生の次男と6年生の長男をこの日和佐の地に送り出して
私は三重の豊里にお母さん役で出かけました
本当は一緒に日和佐に行くつもりでしたけど
豊里から呼ばれて離れ離れで過ごしましたよ
35歳の時 ヤマギシズムの子ども楽園村での思い出
いつかは日和佐でウミガメが見たいと・・・
写真で日和佐の海を見ることが出来てとっても嬉しいです♪
想いでの話です
- 2015/12/14(月) 15:13:23 |
- URL |
- sora
- [ edit ]
私たちは何の下調べもなく行きましたので知らなかったところが多くて
改めてまた行きたいです。
ライトアップされた多宝塔きれいですね。
私も食べること大好きなのですが私たちは日帰りが多く時間との戦い?だったのでお昼はコンビニでお弁当やらおやつを買いこんで車のわきに椅子をだしてピクニック気分でした。時候も良かったし。
いい思い出です。
晴れ女なので雨は確か2度。でもそれが結構難所でした。
Re: おはようさんです^;^
- 2015/12/14(月) 20:18:44 |
- URL |
- まま♪
- [ edit ]
こんばんは。
こちらも、10時過ぎから日が差して来ましてね、嬉しかったです^^
日和佐にそんな思い出がおありなのですね・・
ヤマギシズムのことは、ごめんなさい、知りませんでした。
「お母さん役」とは、一つの家族みたいに集団で暮らすのでしょうか。
でも自分の子どもと離れて暮らす・・知らないもの言うことではありませんね・・・
光子さんも、いろいろご経験なさったのですね。
日和佐の海は、光子さんにとって特別な思いがお有りなのでしょうね。。
至るところに「ウミガメ」と書いてありました。
私はこの明るい漁師の町が大好きになりました(^-^)
Re: タイトルなし
- 2015/12/14(月) 20:27:31 |
- URL |
- まま♪
- [ edit ]
こんばんは。
日本海とは全く違う太平洋、それぞれの魅力がありますが、今の私は太平洋派でしょうか(^-^)
私たちもそれほど下調べはしません。
そこに行って感じることを大切にしたいと思っています。
それに、下調べをしたことは、忘れていることが多いのです(笑)
きらびやかな多宝塔ですよね。
夫は風呂上がりの湯冷めを気にしながら撮っていました(^_^;)
ですよね、私たちもお昼はコンビニに頼ることが多かったです。
時間が勿体ないのでね。
soraさんは晴れ女ですか、いいですね^^
私たちは、これからどうでしょ、晴れることを期待しています^^
お四国は、なぜだかわかりませんが、ほんとに惹かれます。
いろいろあっても、又行きたいと思うのですから。
先はまだ長いです、頑張りますね^^
プロフィール
Author:まま♪
息子を亡くして20年、いつか四国八十八箇所霊場巡りをしたいと思ってきました。
そのために体を鍛えたり、金銭的にも無理や負担のないように計画できないものかと色々考えて来ました。
やっとその目処もつき、初めの第一歩を踏み出しました。
六十路のゆるい修行の旅になりそうです。
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