ジージャンと同行二人お四国さん 第21番札所  舎心山太龍寺   (しゃしんざん たいりゅうじ) 舎心ヶ嶽の話

第21番札所  舎心山太龍寺   (しゃしんざん たいりゅうじ) 舎心ヶ嶽の話

12月4日

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南舎心ケ嶽
弘法大師は19歳の時に、この南舎心ケ嶽で「記憶力と洞察力」を身に付けるために100日間の修行をなさいました。
太龍寺が「西の高野山」と言われているのは、大師との深い縁によるものなのでしょうね。

この舎心ケ嶽を訪れるお遍路さんは少ないそうです。
私たちも前日次男から教えてもらって知り、是非行ってみたいと思いました。

本堂に登る階段の上り口の左手に、南舎心ケ嶽に向かう参道があります。
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道の傍らに、1番から88番までのご本尊さまとその寺名が刻まれた石仏が安置されています。
私たちは、その石仏の寺名を声に出しながら歩きます。

随分経って急坂が見えてきました。

ここからは、お大師さまがお迎えに来られるのです。
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私たちもここから、「南無大師遍照金剛」と唱えながら歩きました。

私は、遥か下をゆっくり歩きます。
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そしてやっと、着きました。
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崖の上にお大師さまの坐像が安置されています。
ふと見ると、そこに通じる鎖のロープがあります。
次男がお傍まで行ったと言っていましたので、これを伝って登れば行けるのだと分かりました。
夫は早速行く準備をしています、が、私の出番はありません・・

そこは切り立った崖の上です。
夫が行く姿を見るだけで、全身が総毛立ってしまいました。
夫はヒョイッと渡り、お大師さまのお傍に着きました。
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合掌

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合掌

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お大師さまの右手から見たパノラマ写真です。

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こちらは、お大師さまの目線で見た世界です。
これがお大師さまのお傍に立ち、夫も次男も感動したという「空」と「海」です。


私はといえば
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夫の感動をよそに、大きな声で「あなた~~~~大丈夫???しっかり掴まっていてよ!!」と叫んでいます。

夫はゆっくりお大師さまの下に居て、ゆっくり下りて来ました。
その後、2人で般若心経を唱えます。

舎心ケ嶽での納経を済ませ、また納経所に行き、御朱印とお御影をいただきました。
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参拝の完了です。


ロープウェイに乗り込む時に、私たちが山門と思っていたのは鐘楼門で、もっと下の方に山門があることを知りました。
残念でしたが、諦めて帰ることにしました。


帰りのロープウェイから撮った、南舎心ケ嶽のお大師さまの坐像です。

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合掌。


 
納経所でのお話です。
お遍路さんがお寺に参って、お寺の方と接する機会は納経所で御朱印を頂く時です。
私たちはそれを頂く時に、襟を正すような気持ちになります。
多分それは、私たちだけではなく他のお遍路さんも同じだと思うのです。

筆をお持ちになる納経所の方も姿勢もよく、どこかしら緊張感もお有りで、凛としたお方が多いです。
ところがあるお寺の納経所で、少し驚く光景を見ました。
入ってくるお遍路さんから見える所の椅子にお座りになっているその方は、足を組み一心にスマホをいじっておられました。
もう一人の方も、書き終わって直ぐに、私たちから見える所で作務衣のポケットに手を入れて、大きな笑い声を立て携帯で話し始められました。

とても由緒あるお寺での光景でしたので、正直がっかりしました。
そのお寺の印象さえ変わったような気がします。
夫は、私よりもっと厳しいことを言っています。
住職さまの話ではありませんが、お寺とお遍路さんの窓口とも言える大切なお仕事だと思います。

33カ寺廻って一箇所だけの話でしたが、気になったので書き記します。

  1. 21番札所
  2. / comment:4
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comment

空と海と!

  1. 2015/12/10(木) 02:25:39 |
  2. URL |
  3. [ edit ]
南舎心ケ嶽のお大師さま。
一番最初のお写真を見て、とても心惹かれました。
なんていうのか...まるで生きておられるかのような後姿。

丸味のあるお背中には
近寄り難いというよりも、そっと肩に触れてみたいような温かさを感じました。

南舎心ケ嶽のお大師さまにお目にかかれたのも、次男さんのおかげ。
それは巡り巡って、お大師さまご自身のお声がけなのかもしれないね。
いや、かもしれないではなく、きっとそうなのでしょう。

お大師さまの目線で見た世界は圧巻!
まさに「空」と「海」だね!!

帰りのロープウェイから撮ったお大師さまも、小さくても存在感があるね。
やはり志の高いお方というのは、どこに居られても光を放つものだと、あらためて感じます。

しかし、この素晴らしい感動を味わうことが出来ない誰かさん...
本当に可哀想~
高所恐怖症を恨むなり。

1番から88番までのご本尊さまと、その寺名が刻まれた石仏が並ぶ道を歩けたことも、良い想い出になったね。

お写真も、どれもすごく良く撮れてる!
他の方がどんなブログを書かれているか知らないのだけど
こうして、皆さんがあまり行かれない(?)であろう南舎心ケ嶽のお大師さまを
グレードの高いお写真とともに紹介してある今回の記事含め
このブログはいろんな意味で有意義だと思います。

もちろん、その場に行って観ることの感動には遠く及びません。
でも、今、PCの画像を見ながら、遠く四国の山並みを浮かべながら
お大師さまの豊かさ、大きさを感じています。

特に私は、横顔が好き。
まだお若いよね、
石碑に記されている「青年時代の思想形成に重要な役割を果たした」この地で、何を思われていたのでしょうか。
真っ青な空と海に、私も想いを馳せました。


納経所での出来事、残念ですね。
そんな方たちがいらっしゃるのかと思うと、とても寂しい気持ちになりました。

一日、辛い道中を歩いてきて
ようやく御朱印をいただけると襟を正しているお遍路さん。
それなのにお寺の方が、そのような態度では本当にがっかりです。

ご住職や修行されてる方々は違うのでしょうけど
窓口の方だって、そのお寺の一員です。
厳しい言い方をすれば、上に立つ方の指導の甘さを感じます。
本当に残念なこと。

33のお寺を廻って、一箇所だけの話だということが救いではあるけども
八十八箇所の中には、そのような方は居てほしくないですね。
全国から、いえ世界中から巡礼者が集まる霊場にお勤め出来る誇りを持っていただきたいです。
お大師さまも嘆いていらっしゃいますよ、きっと。

夜中にいつも長々とコメントしてしまい、ごめんなさい。
書きはじめると指が止まらなくなる長文体質なのよねぇ、私って(^_^;)
お返事は気を使わないで適当にピックアップしてね。
次回からは「もっと簡潔に!」を心がけます^^桃

Re: 空と海と!

  1. 2015/12/10(木) 08:42:29 |
  2. URL |
  3. まま♪
  4. [ edit ]
桃ちゃん
おはよ♪

お大師さまのお姿、いいでしょう~
あんまり良くて何枚も載せちゃいました。

桃ちゃん、さすがの桃ちゃんでもお大師さまの横に立つこと無理でしょう~??
鎖のロープを頼りに、岩場を登って、お大師さまの周囲は全部足場の悪い岩場だよ~
夫が立った右横も一人でやっと立てるくらい、左は立つのさえ無理だったようよ^^
断崖絶壁だもん(^_^;)

私は正直お大師さまに、然程の興味も親近感もなかったのだけど、こうして廻っているとその存在感の大きさを感じ始めました。
そして、こうやってブログを書いていると、もっとお大師さまのことを知りたくもなってね。
今で言う、色んな逸話も加味して飛び抜けてカリスマ性のあるお方だと・・・

>青年時代の思想形成に重要な役割を果たした
深い御縁のあるこのちだから「西の高野山」と言われてきたのでしょうね。
なんでもね、お大師さまは虚空蔵菩薩のご真言「のうぼう あきゃしゃ きゃらばや おん あらきゃまり ぼり そわか」をね100万遍唱えられて修行を成就なさったそうです。
今でも一日2万遍~3万遍唱える荒行が行われているそうよ。

納経所のこと、迷ったけれど書きました。
巡礼中に思ったことは、ある程度正直に書いていこうと思ったのね。
結構大きいことでした。
この気持ちにも、何かの変化が起こるかもしれないけれど・・
今の私の目線ね^^

桃ちゃんの感じたこと聞きたいから、何の遠慮もなく長文だろうがなんだろうが(笑)考えずに書いてね。
私はお話しするのが楽しいのです(^_^)v

とっても嬉しかったよ!
ありがとう!!

こんな場所があるのですね

  1. 2015/12/10(木) 21:19:15 |
  2. URL |
  3. 光子
  4. [ edit ]
こんばんは 今日も1日雨です
素敵な場所ですね 
ロープ-ウェイ随分高いのですね
夫も高いのダメだから乗れませんね^;^
過去の囚われは今の楽しみを奪うのでしょうかね
きっと成長過程の何処かで怖い体験をしたのでしょう
恐いよりももっと興味のあることがなかったのでしょうね

40年前7階に住んでいた時 隣の幼児が玄関の鍵を掛けちゃいました
中で大泣きしているのでベランダの柵を乗り越えて助けに行きました
他に誰も行くって人がいないので 意を決して 
怖いけど 優先順位は幼児の不安を解消すること 
それからもう1度 避難訓練ではしご車に乗る人を募集してました
はしご車に乗りたいのが先で 怖いのは二の次
それからは 自分の想いが行動を抑制していると思い やりたいことを最優先にしましたよ
歳を取れば やれることはどんどん少なくなるでしょう 
いつも今の内 今出来ることを今やるで生きてます

納経所の携帯ね・・・世の中どんな所も完璧など無いのでは・・・
その行為を捉える こちらの胸の内を見るようにと言うことと捉えると
腹を立てる 非難する ひいてはそれが世界の戦争につながる
まず自分の物の見方をもう1度深く見返して見よ・・・と言われたことがありますよ

四国と言えどもお遍路と言えども良い事ばかりでは修行?になりませんね
良い事 悪い事(自分から見て)どんな事も現われてくるのが成長の要
本当は日常の何気ない日々も摩訶不思議な事が起こっているのでしょうが
雑多にまみえ 心ここにあらずで 気づきにくいのでしょう

でも私が出会っていたら・・・やっぱり腹を立てたかも^;^
気になる事を正直に書く・・・なかなか出来ない事です 
読ませて頂いてありがたい事です


Re: こんな場所があるのですね

  1. 2015/12/10(木) 23:55:06 |
  2. URL |
  3. まま♪
  4. [ edit ]
光子さん
こんばんはー

こちらも雨でしたよ。
ロープウエーは、非常に怖かったです!
旦那さまも同じなのですね。。
過去の囚われかどうかはわかりませんし、トラウマとかもわかりません(^_^;)
ただ、怖いのです。。
理屈抜きに怖いのです・・
昨年山登りに行くまでは、そんなに怖い場面に遭遇する生活をしていませんでしたので、正直わかりませんでした。
鳥取の三徳山に行くことも夢でしたが、諦めました・・
高所恐怖症を克服するより、他の楽しみを優先します(^-^)
損だな、とは思いますがね(^_^;)

納経所でのことは、桃さんのコメント返しにも書きましたが、今の私の目線で思ったことなんです・・
もっと高みに行けたら、違う事を思うのでしょうか、それが楽しみです(^-^)

勿論いいことばかりではありませんね~^^
これまでにも正直に書いてきましたが・・
日々の生活でも摩訶不思議、ありますね。
ただ、今こうやって四国を廻っているのは、勉強部屋で机に向かってお勉強しているのだと思います。
耳を澄ませて聞いていると、いつもは聞き逃すことを聞けるかもしれないという期待です。
それが勉強部屋を出てからも聞こえるようになるといいのですが・・
その繰り返しの中で、少しでも成長できたら四国を廻った甲斐がある、のではないかと期待しているのです(^-^)

正直に書く。
私は、勉強部屋で復讐するつもりで書いています。
きっと人さまから見たら、「あらら」と思われることもあるでしょうが・・・ね(^_^;)

ですから、こちらこそ読んでいただいて、ご意見を聞かせていただいてありがたいと思っています!

これからもよろしくお願い致しますね。

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プロフィール

まま♪

Author:まま♪
息子を亡くして20年、いつか四国八十八箇所霊場巡りをしたいと思ってきました。
そのために体を鍛えたり、金銭的にも無理や負担のないように計画できないものかと色々考えて来ました。
やっとその目処もつき、初めの第一歩を踏み出しました。
六十路のゆるい修行の旅になりそうです。

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