ジージャンと同行二人お四国さん 第28番札所    法界山 大日寺     (ほうかいざん だいにちじ)

第28番札所    法界山 大日寺     (ほうかいざん だいにちじ)

12月5日

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質素で素朴な山門です。

高知に入ってからこれまでが、余りにも厳しい道のりや豪壮な感じのお寺が多く、結構緊張感がありました。
しかしここ大日寺は、落ち着いた佇まいできらびやかさや強さを感じることなく、ホッと息をつけるような印象です。

山門をくぐると
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やはり階段はありますが(笑)


階段を上がりきった所に本堂があります。
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平成9年に再建された新しい本堂です。
本堂まで敷石が続き、それ以外は白い玉砂利が敷き詰めてあります。
清潔感があり、静寂な趣きのあるお寺です。

行基が大日如来の尊像を彫造し開基なさいました。
その後、弘法大師が四国を巡教され、楠の大木に爪で薬師如来像を彫られました。
行基作とされる高さ146cmの金剛界大日如来坐像は、寄せ木造りで四国では最大級だそうです。
また、大師が楠の立木に爪で彫られたという霊木は「爪彫り薬師」と呼ばれ、奥の院となっています。

その本堂で、灯明・線香・納め札・お賽銭を納め、お経を上げます。
ご本尊真言は【大日如来】  おん ばざらだとばん   (三回唱えます)

その後大師堂に行き、ご本尊真言は唱えないで、あとは同じように参拝します。

そして、納経所に向かうのですが、なんと立派な納経所でした。
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門もあります。

中へ入ると
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入り口までの間は、手入れの行き届いた庭園になっています。

こちらで御朱印とお御影を頂きます。

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参拝の完了です。


境内の雰囲気をご紹介しますね。

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本堂の方から見た境内です。
なんとも素朴な感じでしょう~

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四季折々を楽しめる木々は、奥ゆかしく控えめに整えられています。

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本堂の左手には、沢山の石仏が並んでいます。

最後に、夫が大好きな
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布袋さまにもご挨拶をして、29番札所に向けて出発しました。


 
私は19年前に息子を亡くしました。
最初の所見では「心臓発作」、いわゆる病死でした。
私はその死因を疑問に思うことなく10年間を過ごしました。
母親というのは、その病死でさえ自分を責めます。

その時、苦しさのあまり、「事故死だったら、責める対象がある、そうしたら少しは楽なのかもしれない」
そんな思いが脳裏をかすめたこともあります。
ところが10年経って、本当の死因は、「一酸化炭素による中毒死」だと判明しました。
その時の心模様は、今日は書きません。

大きな企業の不正で息子は亡くなったのです。
私には「憎む・恨む」対象が出来ました。
そして、直接手を下した修理工は取調中に病死をしました。
彼が死んだことが悔しかったです、生きて生きて彼が犯した罪を一生償い続けてほしかったです。

そして、私が「事故死だったら責める対象があって、少しは楽かもしれない」と思ったことが、とんでもなく浅はかだったことに気付きました。
息子が犯罪死だったことで、犯罪死遺族支援の会にお誘いを受け行きました。
その時に、その会の話でも「交通事故死」・「殺人事件での死」・犯罪死ではない「病死」の遺族間に温度差がある事を知りました。
私は計らずも、「病死」と「事故死(本当は殺人だと思っていますが)」の遺族を経験しました。
そして思ったことは、どんな死因でも行き着くところは「息子に会えない」という事実だけでした。

人は比べたがります、極端に言えば上を見て卑下し、下を見て優越感に浸り。
決して悪意でなくとも、自分を励ますつもりで、「あの人より、まし」
私は、息子の死でさえも、自分が楽になる方法をチラッと思ったりしたのです。。


  1. 28番札所
  2. / comment:4
  3. [ edit ]


comment

言葉も無い

  1. 2015/12/25(金) 15:17:35 |
  2. URL |
  3. 六花
  4. [ edit ]
本当は 満願まで読ませて頂くだけと思って居ました。
どうしたことでしょう? では六花はあなたにどんな言葉の用意があるのでしょう?
言葉はむなしいだけですね・・

でも 貴女の哀しさわかって 始めから今日まで読んできた
その事実だけはあるのです。
2016年の何時までかかるのでしょうね・・
おからだおいとい下さいませ。v-421

六花さんへ

  1. 2015/12/25(金) 22:46:59 |
  2. URL |
  3. まま♪
  4. [ edit ]
六花さん
こんばんは。

六花さんは、お優しいですね。。
私の痛みをわかって下さって、戸惑っていらっしゃるのですね。。

私は、もう一つのブログで息子のことを書きました。
自分では冷静に書いたつもりで、淡々と書いたからこそ自分の心の裡をもう一度見直すことが出来ました。
そして、長年の夢だった「四国八十八ヶ所を巡る」にも向き合うことが出来たのです。

息子と歩くこの巡礼が、とても楽しく愛おしいのです。
書く事柄が、時として狂おしく息子を想う内容であっても、今の私は狂ったままではありません(笑)
息子が目の前に現れることはありませんが、私の目には息子が見えるのですよ^^

2016年のいつまで続くのかわかりませんが、その日々を愛おしく楽しんで過ごします!

お気遣いありがとうございます。
私のペースでやって行きますね。

六花さんの優しさ忘れません。
ありがとうございました⭐️

きれ~い!

  1. 2015/12/26(土) 00:02:08 |
  2. URL |
  3. 光子
  4. [ edit ]
綺麗な紅葉と静寂…の中を納経所に・・・
良い季節ですね
癒されますね~
覘いた私の・・・心もね ^;^

光子さんへ

  1. 2015/12/26(土) 14:25:31 |
  2. URL |
  3. まま♪
  4. [ edit ]
光子さん
こんにちは^^

何処もかしこも綺麗なお寺でした。
派手さは全くないのですよ、夕方行きましたのでゆっくりできなかったのが残念です。

写真ですが、そう言って下さると撮った夫も喜びます^^
秋は秋の冬は冬の趣きを楽しみたいです✌️
光子さんも、ここで楽しんでくださると嬉しいです😉

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プロフィール

まま♪

Author:まま♪
息子を亡くして20年、いつか四国八十八箇所霊場巡りをしたいと思ってきました。
そのために体を鍛えたり、金銭的にも無理や負担のないように計画できないものかと色々考えて来ました。
やっとその目処もつき、初めの第一歩を踏み出しました。
六十路のゆるい修行の旅になりそうです。

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