ジージャンと同行二人お四国さん 第45番札所  海岸山 岩屋寺  (かいがんざん いわやじ)

第45番札所  海岸山 岩屋寺  (かいがんざん いわやじ)

12月18日

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シンプルですが、どっしりとした風格のある山門です。

この山門までが長いのですが、ご紹介します。

岩屋寺の駐車場はなく、近隣に300円で停められる所が3件ほどあります。

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駐車場を出てこの橋を渡り、まるで山登りのような坂道を歩き始めます、予定時間は20分位だということです。

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歩き始めてすぐに土産物屋さんが軒を連ねています。

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石碑の上で小さいながら迫力のある仁王像が迎えてくれます。

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まだまだ登ります。

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歩きお遍路さんの気持ちも、ちょっと味わって。

そしてやっと山門に着きました。

ご挨拶の後山門をくぐると

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あらら、今度は長い階段が待っているようです。

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弘法大師がこの地でお詠みになったのだと思うと、遠く時空を超えた親しみを感じました。

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一遍上人はこの岩屋寺の「せり割禅定」で修行をなさいました。
(せりわり禅定は後にご説明します)

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まだまだ先は長いようです。

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長い階段の一角にお大師さまのお像があります。
ありがたいことに、お大師さまが迎えてくださっているようでした。

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ご本尊である不動明王の銅像が見えます。

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両脇ののぼり旗が延々と続きます。

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何体ものお地蔵さまに圧倒されます。

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迫力のある大岩が、眼前に迫ってくるようです。

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こちらにも幾千のお地蔵さまが安置されています。

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やっと階段を登りきりました。
上がった階段の数は266段です。

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手水鉢も岩にはめ込まれているようで、清水は山から流れ出ています。

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やっと本堂に辿り着くようです。

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大岩と一体化しているような本堂です。

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すごい光景でしょう~

本堂のお話を少ししますね。
815年弘法大師がこの地を巡錫なさいます。
そのころ法華仙人と称する神通力を持った女人が住んでいました。
その仙人は、大師の修法に深く帰依し、全山を献上します。
そして大師は木造と石造の不動明王像を刻み、木像は本尊として本堂に安置し、石像は奥の院の秘仏として岩窟に祀り、山全体をご本尊の不動明王とされました。

その本堂で、灯明・線香・納め札・お賽銭を納め、お経を上げます。
ご本尊真言は【不動明王】 のうまくさんまんだ ばざらだんせんだ まかろしやだ そわたや うんたらた かんまん (三回唱えます)

そして本堂よりも大きな大師堂に向かいます。

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1898年に全山を消失したために、大正9年に本堂よりも一回り大きな大師堂が再建されました。
本堂よりも大きなことは確かですが、本堂は巨岩も含めて本堂とされているために建物の大きさは重視されていないようです。

その大師堂で、ご本尊真言は唱えないで、あとは本堂と同じように参拝します。

その後、納経所に行き御朱印とお御影を頂きます。

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参拝の完了です。


境内をご紹介します。

岩屋寺は、凝灰岩(ぎょうかいがん)が一種独特な景観を作り出していることから国の名勝にも指定されています。

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岩屋寺は八十八ヶ所の霊場の中で、最も難所だと言われています。
一遍上人も修行をなさった「せり割禅定」というのは、岩山が真っ二つに裂け、一人がやっと通れるような裂け目を綱を伝いながらしばらく登り、次に鎖を伝いながら、さらに上の岩場へ登るような過酷な修行です。

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以前はここへのお参りができたようですが、現在は危険な状態のために禁止されています。

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岩山に張り付いているような建物は納経所です。
それと左横の垂れ幕のある入口は、穴禅定といい本堂の真下に20m位の洞窟があります。
そこには、かなえる不動・地蔵尊(先祖供養)・弘法大師の石像が最奥に祀られており、地蔵尊の下から水が湧き出ています。

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夫と私も入ってお参りをしました。

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そして帰りは、階段横の絶壁が怖くてへっぴり腰になっている情けない私です。

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長い長い岩屋寺のご紹介を終わります。




 
私はこの岩屋寺で、前日からの何とも言えない虚無感から完全に脱出できました。
見えなかった最大のことが、一点の曇りもなく見えました。
そしてそれは、夫が導いてくれていたことに、目を向けなかった私の傲慢さだと気づきました。
最初の龍光院での出来事を、私の曇った心と目のせいで軽んじてしまったのです。

お大師さまの声が聞こえなかったのではなく、私が私の耳を塞いでしまっていたのです。
お大師さまは、私の言ったことにすぐに応えてくださっていました。
お大師さまの声を導いてくれたのは夫でした。
龍光院の駐車場で、私を手招きしてくれたのは夫ですが、その後ろにはお大師さまがいらっしゃったのです。

いつもの私なら、そのようなことにすぐさま気付きますのに、その時は全く気が付きませんでした。
その後も、別格札所出石寺に向かう山道で恐怖のあまり「もうギブアップ」と言い、ナビが5kmから17kmに変わったとき。
夫が「大丈夫、あと5kmに間違いない」と言うのに、私は「やめて、引き返して」と夫を全く信じていませんでした。
しかし、結果は夫の言うとおりでした。

そして穴禅定で、「蝋燭の火は点けたまま置いておくんじゃない?」と言う夫に「そんなわけない、火をつけたままじゃ危ないじゃない」と取り合わず、私はわざわざ引き返し納経所に聞きに行きました。
納経所の答えは「火はつけたまま置いておいてください」でした・・
穴禅定に再び向かうとき、私はハッと気が付きました。

そして夫に、「あのね、私、今回お大師さまがおっしゃりたいことがわかったような気がする。もっとあなたを信じてついて行きなさい、ってことだと思う」と言いました。
息子のことばかり思いながらお参りをしていた私ですが、お大師さまは今の私にこのようなご指摘をなさったのだと思います。
奇しくも12月18日は、私たちの結婚記念日でした。



  1. 45番札所 岩屋寺
  2. / comment:4
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comment

  1. 2017/01/06(金) 21:47:06 |
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  3. sora
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今年もよろしくお願いいたします。
いろいろなことに気付かさせていただいたおまいりでしたね。
私もブログを読んで気づきました。夫に対しておんなじだと。
反省です。
岩屋寺へは台風接近の時に行きましたのでびしょぬれになりながらのおまいりでした。
暑さに弱い私が雨のせいで割と楽にあの道を登れました。
さすが出会ったのは数組でした。とても思い出深いお寺です。

こちらこそ、よろしくお願いいたします。

  1. 2017/01/06(金) 22:34:56 |
  2. URL |
  3. まま♪
  4. [ edit ]
soraさん、こんばんは。

そうなんですよ、不思議なもので、いつもならサーッと通り過ぎていく日常が、お四国さんをしている時は色々と目に留まるのです。
これは、私にとりましたら、拙い修行の一つなのかもしれません。

すると、相手の欠点ではなく、自分の欠点が見える見える(笑)

何気なくお寺を廻っているようで、気になるところは無意識に留めているような気もします。
何より、お大師さまを心から意識しますね、近頃は。
正直、始めるまでは亡くなった息子のことしか頭になく、お大師さまのことは申し訳ないですがゼロに近いくらい頭になかったですね。

きっと、これも亡くなった息子のお手配だと思っています。

soraさんも、旦那さまに対してそうですか?
ご謙遜もあるでしょうが、大なり小なり思い当たりますよね。

何事も気がつかないより気づいたほうが、より良くなりますものね、一歩進んで二歩下がりながらも(笑)

岩屋寺は台風接近のときですか?
よく決行なさいましたね。
苦行のほうが思い出に残りますよね。

管理人のみ閲覧できます

  1. 2017/01/06(金) 23:00:03 |
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このコメントは管理人のみ閲覧できます

Re: 明けましておめでとうございます。

  1. 2017/01/07(土) 16:55:07 |
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  3. まま♪
  4. [ edit ]
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

Nさんも旦那さまとのご関係は、我が家と似ていますか(笑)
ですがね、家庭円満という意味では、表面上は「かかあ天下^^」のほうがうまく行くような気がしますよ。
本物のかかあ天下は、いただけないかもしれませんがね。

Nさんはお子さんに対しても旦那さまに対しても、きっと一生懸命な方だと思います。
ですから、いろいろお考えになる^^
笑ったり、喜んだり、悲しくなったり、落ち込んだり。
それって人生(家族)の花の時期だと思います。

今をうんと楽しんでくださいね。

私も父に一度だけ叩かれたことありますよ。
私も息子が高校生になっても、一度だけ叩きました。
花火大会の日に、夜の11時に帰ってきましてね。
それはそれは心配で、顔を見るなり叩きました、すると息子は「ごめんなさい」と体を90度折って謝りました。

父も同じ気持ちだったのだと思います^^

旦那さまのこと心から尊敬して信頼していらっしゃるんですね!
何にも勝るお気持ちじゃないですか。

初日の出ご覧くださったのですね、勢いのある一年になりますよ、きっと!




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プロフィール

まま♪

Author:まま♪
息子を亡くして20年、いつか四国八十八箇所霊場巡りをしたいと思ってきました。
そのために体を鍛えたり、金銭的にも無理や負担のないように計画できないものかと色々考えて来ました。
やっとその目処もつき、初めの第一歩を踏み出しました。
六十路のゆるい修行の旅になりそうです。

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