ジージャンと同行二人お四国さん 別格第9番札所  文殊院   (もんじゅいん)

別格第9番札所  文殊院   (もんじゅいん)

2017年5月1日

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見事な松の木が門のようです。

境内に入り、一番に目に入るのは大きな弘法大師像です。

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どのくらいの大きさかと言いますと

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こんなに大きいのです。
お顔がまだお若いお大師さまです。

本堂に戻ります。

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大師は当院の文殊菩薩に導かれ逗留なさいます。
河野衛門三郎は巡錫なさっているお大師さまを邪険にし、その結果8名の愛児を失い自分の罪の深さに気づきます。
衛門三郎は大師に懺悔し謝罪のため遍路に出ます。
これが遍路の始まりで、四国の霊場を8年・21回巡拝して遂に大師と再会できます。

のちに、大師により衛門三郎は伊予の国主に生まれ変わり善政を行います。
その後衛門三郎旧宅へ寺を移し、河野家の菩提所となりました。

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この本堂で、灯明・線香・納め札・お賽銭を納め、お経を上げます。
ご本尊真言は【地蔵菩薩・文殊菩薩】 おん かかかび さんまえい そわか ・おん あらはしゃのう (三回唱えます)

その後横にある大師堂に行きます。

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本堂に向かって右横です。

その大師堂で、ご本尊真言は唱えないで、あとは本堂と同じように参拝します。

その後、納経所に行き御朱印と御影を頂きます。

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参拝の完了です。


境内の様子です。

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八十八カ寺が石に刻まれ、衛門三郎が巡礼に出発する様子も石に描かれています。

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その衛門三郎と妻です。

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七福神の石画もあります。


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夫の十二支守護本尊「不動明王の像」です。

前回はこの別格9番札所を通り越してしまっていました。
ですから、今回はまず行きました。

その後、八十八ヶ所第49番札所に向います。


 
『切に生きる』

先日夫がコンビニで用を足したお礼に、瀬戸内寂聴さんの雑誌を購入しました。
寂聴さんの法話を集めた雑誌でした。
その冒頭の法話が『切に生きる』というお題です。
この世は今日が平穏で幸せであっても、明日のことはわからないという『無常』のお話から始まります。

「無常であるからこそ、未来をあれこれ思い煩っても仕方ない、生きている今を一生懸命に楽しんで生きてください。
その生活のどんな場面においても、例えばご飯を食べるときは『切に食べ』、人を愛したら『切に愛し』というふうに生きるのです。
これが人の生き方の極意であり、仏教の極意であります。
しかしながら、お釈迦様は『この世は苦の世界だ』と言っておられます。

何が一番苦しいかと言いますと、愛する人と別れることです。
その中でもいちばん辛いのが逆縁といってお子さんに先立たれた方、その親御さんこそが本当にお気の毒だと思います。」
ここまで読んだ私は滂沱の涙を流しました。
そして寂聴さんは、あるお母様のお話をなさいました。

そのお母様は26歳のお嬢さまを亡くされ、その後日にち薬も効かないまま泣き続けられます。
その方の旦那様は奥様を想い、仕事もおやめになり奥様をいっときも離さず見守られていたそうです。
そこで私は、夫のことを思いました。
彼は私の息子の父親ではありませんが、私も日にち薬など効かない日々を送っていたとき、夫は仕事もセーブして私を支えてくれたのです。

寂聴さんは、このお母様と旦那様を四国八十八箇所霊場巡りにお誘いになります。
そこを廻るうちに、お母様は笑顔を取り戻してこられ最初は乗り気でなかった霊場巡りを結願なさったということです。
お母様は、「ずうっと、よりちゃんがついて来てくれたんです」とおっしゃったそうです。
そのあまりの変わりように、寂聴さんは「ああ、仏様はいらっしゃるのだな」と心から思われたとお話しなさいました。

この全ての話を、私は自身と重ねました。
そして少し遠のいてしまっていたお四国さんがより近くに感じられ、仏様が「初心を忘れないように」とお示しになられたのだと思います。
寂聴さんがおっしゃったように、たしかに仏様はいらっしゃると、このことで改めて確信しました。

  1. 別格9番札所
  2. / comment:2
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comment

ままさん・・

  1. 2017/05/15(月) 15:44:40 |
  2. URL |
  3. 遠音
  4. [ edit ]
「切に生きる」は私も読みました。
逆縁の悲しみは ほんとうに表現できないほどの
悲しみでしょう・・
願わくば・・お四国さんを通して あなたの魂の
救済がありますようにと・・祈ります。
福岡如何でしょうか? 2000年12月30日~1月5日まで
駅近くのウィークリーマンションで過ごしました。
あの頃よりもっと便利に過ごせて居られるでしょう。
福岡の年越し蕎麦を思い出しながら・・・遠音

Re: ままさん・・

  1. 2017/05/15(月) 16:05:35 |
  2. URL |
  3. まま♪
  4. [ edit ]
こちらにも(^-^)

お読みになられましたか。
「切に生きる」
私は、どうも興味のあることは「切に・・」が当てはまりますが、そうでもないことには手抜きもいいところです。
「切に愛する」、子供への愛は誠にそうですね。
夫への愛は、きっと失って初めて自分の気持ちに気づくことも多いのかもしれません。

そう言いながら、近頃夫の存在が経済的なことではなく、精神的な面で大きくなっていっていることは意識しています(^-^)
夫婦としての歴史の長い遠音さんご夫妻の絆は、想像に難くないです。
私のお四国さんが、遠音さんも少しでも元気づけることができたら、私の励みにもなります。

そうですか、ウイークリーに滞在なさったのですね。
私はここで一週間が経ち、少しずつ自分のペースで楽しめるようになってきました。
なんとか、がんばりますね^^

またお話しに来てくださいね。
嬉しかったです!

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プロフィール

まま♪

Author:まま♪
息子を亡くして20年、いつか四国八十八箇所霊場巡りをしたいと思ってきました。
そのために体を鍛えたり、金銭的にも無理や負担のないように計画できないものかと色々考えて来ました。
やっとその目処もつき、初めの第一歩を踏み出しました。
六十路のゆるい修行の旅になりそうです。

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